春剪定のススメ


  春に剪定すること

春に剪定することは重要です。
剪定する、枝を切るということは、庭木にとっては傷つき痛むことです。その痛みが最も少ないのが春の剪定です。芽吹きによって傷口が治癒されるのが春、水と養分の上げ下げが盛んに行われる春に剪定するのが、最も庭木にとって優しいのです。 これにより、太い枝や幹を切って、大胆に樹形を作り直すことができるのも利点です。敷地を越境した太い枝を切り詰めて作りなおしたり、崩れたバランスを変える強剪定、くっつき過ぎた庭木どうしを離すように枝を落としたりと、大きく庭木を維持したいからこそ、春の剪定は重要でオススメなのです。


  高さの決定

ある程度の高さは必要です。極端に低くしてしまうと、元の高さに戻ろうと木が勢いよく強い枝を伸ばします。強い枝は樹形を乱し、結局その後でまた切るということを繰り返します。(強く切る、乱れる、また強く切る、乱れる、また強く切る)という具合です。どんどん高くなってしまうのでは?と不安になるかもしれませんが、ほとんどの庭木が、ある程度の高さで落ち着くものなので、心配はいりません。適度な高さを残しつつ維持していくことが、結局一番穏やかに管理できるのです。


  スリム化

広い広い敷地の真ん中に、庭木が1本ある、という場合なら、スリム化は必要ありません。しかし、庭には隣り合った樹木があるもの。それぞれを分離させ、それぞれをスリム化させる必要があります。樹木は放っておけば縦横比が、1対1程度になっていきます。それが庭木全部になれば全部がくっつき絡みあってしまします。そうならないために1本の縦横比を3対1から4対1くらいにします。そうすれば沢山の庭木が同居しながら分離し、木もれ陽が差し込むようになるのです。これは樹木の生理のためにも良いことです。樹木は先ず上に伸びようとします。横は、その後。なので横に出る枝を抑えるのは、樹木にとってストレスが少ないのです。


  枝の世代交代

毎回同じところで切って、まったく同じ形にそろえる剪定というのは、樹木そのものの美しさを損なっていきます。剪定の切り口というのは、なるべく見えない、わからないほうがいい。剪定したぞ!ということが分からないほうが良いのです。

(伸びる、その分を切る、伸びる、その分を切る)という繰り返しではなく、(新芽を小枝に育てる、古い外側の枝を育った小枝より内側で切る、小枝が伸びる間に次の新芽を小枝に育てる)というサイクルで剪定します。このサイクルは、全てが同時進行であり、区切りのない並列進行です。1本の庭木のなかで、育てている新芽と小枝が沢山あり、古くなった外側の枝を切って役目を終える。木の大きさの範囲の中で、世代交代を常に起こしながら切っていくということです。

それが樹木そのものの美しさを残しつつ維持する剪定方法です。


  適度な加減

以上のことをふまえつつ、庭という限られた敷地範囲のなかに「枝たち」を治めて管理していきます。荒っぽすぎず(切りすぎず)細かすぎず(手をかけすぎず)という加減によって、適度な日差しと風を呼ぶ。暖かい木もれ陽、涼しい木陰。そんな庭が私は好きです。

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