あなたの庭に合う剪定とは?


  どうしたらいいの?

剪定は、樹種別に決まったやり方を当てはめる、という単純なものではありません。市販の剪定指南書を読んでも、いざ実際に切ろうとすると手が動かない。そんな経験はありませんか?それは当然なのです。なぜなら剪定はもっと全体的な視野を持たないと出来ないからです。
では、あなたの庭で実際にどう剪定すればいいのでしょうか。そのためには先ず、剪定に2つの要素があることを知って下さい。

1、人間の目的を達成すること。
2、樹木の喜びを引き出すこと。
以下で、それぞれを説明します。


  1、人間の目的を達成すること

これは、敷地からの越境、高さの調整、環境や生活の事情、好み等等、いろいろな人間の都合に合わせて切る位置を調整する統制的な剪定です。


  2、樹木の喜びを引き出すこと

これは一般的な剪定指南書に書かれています。樹木の性質を知り、その良いところを引き出す剪定です。


  そしてどうする?

ここでは便宜上、1、人間の目的を達成する剪定を「目的剪定」、2、樹木の喜びを引き出す剪定を「普通剪定」とします。
先ず考えることは、「目的剪定」をどれだけするか、です。既に決まっている条件(事情)によって剪定部(どこで切るか)を導きます。その次に2の普通剪定です。目的剪定によって骨組みが現れた次に、普通剪定をするのです。目的剪定の次に普通剪定。この逆はありません。
あなたの庭に合う剪定とは、目的剪定 + 普通剪定 です。(あなたの条件と目的 + 普通剪定)
以上を基本的な考えとし、私の経験をもとに剪定を合わせ、仕上げます。

お客様ご自身がお庭と剪定について、具体的に認識してる場合もありますが、そうでない場合も多くあります。「特に希望はないので、とりあえずお任せします」というケース、その場合は目的剪定と普通剪定の比率や組み合わせを私が考え設定し、作業します。

最後に費用について。私は1年に1回(または数回)、1日(または2日)の作業に収めることを基準にしています。 1日の費用は料金ページをご参考になさってください。

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